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韓国の歴史

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2009年6月 6日 (土)

22年ぶりの南山公園

☆ 南山公園

初めて韓国旅行をしたとき,ソウルの南山公園に歩いて行った。金庾信(김유신 キム・ユシン)や金九の銅像を見て,安重根記念館に行くのが目的だった。ソウルタワーに行くという考えは全くなかった。

翌年,2回目に南山公園に行ったときは,ソウルタワーが目的だった。ケーブルカー(実際にはロープウェイ)の切符売り場で,当然誰でも往復を買うものと思っていたが,片道だけ買って帰りは歩くという人もいるらしいことが分かった。当時は展望台が約35分で一周する回転ラウンジになっていた。そしてカメラの持込が禁止されていたことと,タワーそのものの高さではなく海抜で東京タワーより高いと自慢していた記憶がある。

今回は,片道(편도 ピョンド)だけケーブルカーを利用した。それにしても,片道6000ウォンで往復7500ウォンという料金設定は,成る程という感覚と同時に何で?という気持ちが入り混じる。展望台は回転しなかったし,カメラも問題ないようだった。

そして帰りのルートは坂道と階段があり,公園の作業員らしき人に尋ねたら,階段の方が早いというので階段を選んだが結構きつかった。

☆ 安重根義士紀念館(안중근의사기념관)--記念館ではないんだね!--

さて,今回は安重根の遺墨(유묵)を見るのも旅行の目的の1つだった。紀念館の建物の右手に,碑が2つ建っている。

1つは「見利思義 見危授命(견리사의 견위수명) 於旅順獄中」で,側面には次のようなハングルの説明文が彫られている。
이익을 보거든 정의를 생각하고 위태함을 보거든 목숨을 주라--利益を見ては義を思い,危機を見ては命を捧げよ--

この安重根の言葉を,金九を暗殺した安斗煕を50年近く後に殺害した朴琦緖が記している。(当ブログの『チェクポルレ⑨ 光州Ⅲ』を参照)

もう1つは「國家安危 勞心焦思(국가안위 노심초사)」で,側面は
국가의 안위를 걱정하고 애태운다--国家の安危を心配し,思いわずらう--
となっている。

建物の内部で最初に目に付くのが,
「一日不讀書口中生荊棘(일일부독서 구중생형극)」である。
하루라도 책을 읽지 않으면 입안에 가시가 돋는다--一日でも本を読まないと,口の中に刺(とげ)が生じるようだ--

現在はどうなっているか知らないが,昔は三中堂で本を買うとこの言葉を印刷した栞を挟んでくれたものだ。

これらの遺墨を収録した写真集が定価3万ウォンなのに2万ウォンで売ってくれた。それにしても23年前も今回も,入場者がほかに誰もいなかった。ソウルタワーには朝一番にもかかわらず日本人観光客はそこそこいたのに。安重根は勿論日本人にとって英雄ではないから,そんなものなのかなあ。それも1つの現実だろう。

近々リニューアル工事がされるらしいから,3度目の機会があるかもしれない。

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