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韓国の歴史

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2008年9月 3日 (水)

印象に残ることば①

☆ 竹内 好『日本とアジア』(ちくま学芸文庫)

抵抗のないところに敗北はおこらず,抵抗はあっても,その持続しないところに,敗北感は自覚されない。

☆ 子安宣邦『本居宣長』(岩波現代文庫)

本居宣長のトートロジーに苛立つ上田秋成のことば--

とかくに皇国を万国の上に置かむとする程に,彼の智術を以て己れ尊大をふるまう漢土の道と誹謗するに同談なるべし。大和魂(やまとだましひ)と云ふも,偏(かたよ)るときは,漢籍意(からぶみごころ)にひとし。

☆ 石原千秋『ケータイ小説は現代の陰画か』(朝日新聞8月17日書評)

本田透『なぜケータイ小説は売れるのか』(ソフトバンク新書)がケータイ小説に必須のアイテムだとしているのは--

売春,レイプ,妊娠,薬物,不治の病,自殺,真実の愛

この一部を「交通事故」「出生の秘密」「企業の後継者争い」にでも置き換えれば,韓国ドラマそのものになるが,その重なる部分だけでなく,差異もまた面白い。

☆ 작가 미상 『심청전(沈淸傳)』(『한국대표 고전소설선』 (번양사))

沈清の母親が,目の不自由な夫を残して死ぬ間際に,切々と訴えたことば--

이승에서 미진한 일 후생에서 다시 만나 이별 없이 살고 싶소.

(独断で意訳すれば,この世で果せなかった夢,生まれ変わってまた出会い,今度は別離を味わうことなく共に暮らしたい。)

☆ 박노자『당신들의 대한민국』(한겨레출판)

‘아름다운 우리 역사’는 감상용이지 반성용이 될 수 없다.

日本にしろ韓国にしろ,自国の歴史を美しいものだけだと思い込みたくて,醜い面に触れると「自虐的だ」と嗜虐的に叫ぶ人間がなんと多いことか。そういう人間にこそ,このことばは相応しい。

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